2023/03/06

注文住宅の間取りは、フルオーダー方式なら自在に好みの家づくりができますが、プランが用意されているものはある程度の間取りプランが決まっていて、必要なものを追加して注文住宅の家を建てるスタイルです。プランが決まっているものは、家に必要な建材や建具など工場で大量生産ができるので、コストを下げた形で家を作ることができるメリットがあります。ただ、フルオーダーと比べると制限が設けられることもあるので、理想の家を建てることができるプランになっているのか、内容を確認してから決めることが大切です。注文中の間取りは、家事動線や生活動線など家に住む人々の動きが快適なものであること、寝室やリビングの近くにトイレがあると音が気になってしまうのでなるべく距離をあけること、リフォームのことも考えて注文住宅の家づくりを行うなどいくつかのポイントがあります。
寝室やリビングの近くにトイレがある場合、深夜寝ているとき家族がトイレに行くと水の流れる音で目が覚めてしまうことがありますし、リビングの近くにトイレがあると音が聞こえるので、お客さんが来たときなどトイレが使いにくいと感じさせてしまうなどのデメリットがあります。将来的なリフォームのことを考えて注文住宅の間取りを作ると、リフォームのしやすさや費用の削減などの効果への期待も高まります。外壁塗装などの場合は、複雑な形状よりも総2階建てといったシンプルな家の方が塗装にかかる費用を抑えられる、このようなメリットもあるわけです。