狭小住宅の間取りを調べてみました

閉塞感を回避する裏技

戸建て住宅は、採光率を高い間取りがおすすめ

time 2023/04/21

戸建て住宅は、採光率を高い間取りがおすすめ

現在の戸建て住宅は、昔の様に広い敷地に建築する事は非常に稀であり、一階にはダイニングキッチンを含めた水回りと和室が一般的ですが、建売住宅ではコストカットの目的と意外に和室の使い道がないとして和室がない物件がほとんどです。現在の戸建て住宅は、高齢者や身体障害者でも安全に過ごせるバリアフリー設計がスタンダードであり、畳とフローリング材と厚みの差が段差となる和室はバリアフリーの敵と言えます。和室とフローリングの洋室をフラットにするには、洋室の床面を上げるか、和室の際根太や大引きの太さを調整する必要がありました。また、和室は、洋室に比べて長押や床の間など手間のかかる内部造作が多く、和室は洋風の生活様式に慣れ親しんだ現代人には不要の間取りと言えます。

現在の戸建て住宅は、高気密高断熱が常識なので従来の住宅に比べて夏涼しく冬あたたかいとされていますが、四季のある日本においては高気密高断熱は不向きとされています。日本古来の住宅は、土壁の呼吸や隙間風がか屋内や床下の湿気を適度に調整していてくれましたが、高気密高断熱は排出すべき湿気まで家屋内や床下に溜め込んでしまうので家屋だけでなく居住者にとっても危険です。その為、戸建て住宅を建築する際には、採光率が高い間取りでより家屋内に太陽の日差しを取り入れ、湿気を排除して躯体の腐敗を予防する必要があります。採光率の高い間取りは、開口部が多く広い住宅であり、必然的に風通しが良く湿気が適切に排除されて健康に居住する事が可能です。

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