2023/03/06

東京に注文住宅を建てたいときは、住宅性能評価も依頼しておくと良いです。数十万円の費用がかかりますが、それだけの出費に見合うメリットがあります。住宅性能評価を受けるメリットとしてまず挙げられるのが、住宅ローンの金利を引き下げられる点です。性能評価書で、取得する東京の注文住宅の省エネ性能や耐久性、耐震性が金融機関が定める基準を満たしていることが証明できれば、住宅ローンの適用金利をいくらか引き下げることができます。
ただし、引き下げが適用される期間はローン商品によって異なるので、ローンの審査の申込先を決めるときには確認が必要になります。地震保険料の割引が適用される点も、性能評価取得のメリットの一つです。性能評価書に記載されている耐震等級に応じて、最大5割、最小でも1割は地震保険料が割引になります。適用させるためには、加入している地震保険を取り扱っている損害保険会社に書類を提出する必要があります。
すまい給付金申請時の添付書類として利用できる点もメリットです。すまい給付金の申請時に提出しなければならない書類の一つに、検査の実施が確認できる書類とよばれるものがあり、住宅性能評価書が利用できる書類の一つに含まれています。評価書には設計と建物の2種類があり、住宅ローンの利用の有無によって必要な評価書の種類が異なるので注意が必要です。指定紛争処理機関が利用できる点も、完成した東京の注文住宅で長く暮らしていくことを考えている場合にはメリットとなり得ます。
住宅性能評価を受けていると、施工会社などとのトラブルが生じたときに専門家による相談を受けられたり、紛争の処理を申請することができます。相談料は無料ですが、紛争処理は有料なので、依頼をする場合は費用面の確認を忘れないようにしましょう。